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香典袋の名前は必ずフルネームで

香典袋の下の名前は、名字だけ書けばよいと思ってはいませんか。「名字を書くだけで、相手は当然わかるはずだ」というのは、どこか尊大なニュアンスですし、ほかに同姓の参列者がいたらまぎらわしく、受付係を混乱させてしまいます。香典袋の下の名前は、必ずフルネームで書きましょう。夫婦連名にする場合は、ご主人は姓を省略しないでフルネームで書き、奥様は名前だけでもかまいません。ゴム印を押したり、ボールペンで書いたりするのはとても失礼なことです。字が下手でも、筆ペンかサインペンを使いていねいに書きます(正式には、弔事のときは薄墨、慶事のときは濃墨で書くものとされていますが)。社名や肩書は、名前の右上に、やや小さめの文字で書き添えます。

自分が餞別をもらった場合

躾別をもらえばお土産を買ってくるのが常識となっていますが、本来は旅先からのお礼状1本で十分。ただ、「悪しき常識」とはいえ、餞別をもらった人にはお礼状だけでなく、荷物にならないお土産を買ってくるべきでしょう。高価でないものを多めに買っておくと予定外の人にも上げることができます。です。そうかといって、さして親しくもない人にまで招待状を送るのは考えもの。招待状を送るときは、前もって相手の都合を聞いてからにしたほうがいいでしょう。また、入場券を買ってもらう場合、身内かかなり親しい人だけに限ったほうがいいでしょう。ただ、絵や書道、陶芸などの個展の案内状は、特別親しくない人に送ってもかまいません。というのは、意外な人が絵などに興味を持っているかもしれないからです。そして、個展を機会に親しいつき合いが始まることもあります。発表会、個展に来ていただいた場合、礼をつくし、必ず「わざわざ足を運んでいただきありがとうございます」ぐらいのあいさつをすること。手土産をもらっても、特別なお返しは必要ありません。ただ、後日、お礼状を出すのを忘れないように。

ビジネスは真剣勝負の場だと心得るべき

メールは近年発達したため、「こうあらねばならない」という決まりごとはあまり形成されていません。しかも、年配の人より若者のほうが駆使している。そんなためか、若者たちのメール文は縦横無尽に飛び交っている感じがあります。絵文字や独特の言い回しなど、若者特有のスタイルがあり、そこにはなかなか独創的で感心してしまうようなものまであります。しかし、それが私用とビジネス用とに使い分けられていればいいのですが、私用で使っていると「当たり前」になってしまって、何がいけないのかがマヒしてしまうようです。「喜んでいただいたようで、嬉しいです。」「先方からダメ出しを受けました。」「了解しました。ヨユーですが」こんな調子です。思わず仕事を忘れて、感心して見入ってしまいそうです。なかには女性から「ありがとうございます!」というのもありました。こんなメールをもらうと、男性なら「もう、多少のミスはイイや」などとなってしまいかねません。しかし、これは親しい私的な間柄でなければ、やるべきことではありません。いやしくもビジネスは真剣勝負の場だと心得るべきです。そのなかで交わされるメールは、「会社の代表として相手に送っている」のです。たとえいつもおなじみの取引相手であっても、仕事をやり取りするにふさわしい文面でなければなりません。